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皮膚の働き |
皮膚は、体を守るための様々な働きがあります。 ここでは、体温調節・分泌作用・発汗作用・呼吸作用・防御作用という代表的な5つの働きについて見てみましょう!
体温調節
皮膚は、暑いときには毛細血管を広げて熱を逃げやすくし、寒いときには表面積を縮めて熱が逃げるのを防いでいます。 このように、外気温に合わせて体温を調整しています。
分泌作用
皮膚上には、汗を分泌する汗腺と皮脂を分泌する皮脂腺があります。 この二つの分泌物が混ざって皮脂膜ができますが、これは皮膚を保護するための天然クリームのような働きがあります。
発汗作用
汗の成分の99%が水分です。 激しいスポーツなどで体温が上昇したときは、皮膚の汗腺から汗を出すことで熱を外に逃がし体温を一定に保つよう働きます。 また、発汗作用によって、皮膚組織にたまった老廃物も排泄しています。
呼吸作用
生命を維持するために最も大切なのが呼吸機能になります。 私たちは、そのほとんどを肺で行っていますが、皮膚でも肺の200分の1程度の呼吸を行っています。
防御作用
皮膚は、物理的刺激や酸やアルカリなどの刺激から体を守る働きをしています。 また、皮膚には痛覚や触覚などの感覚受容器があり、体外からのいろいろな刺激に敏感に反応して体を守っています。
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